英語を話せるようになるのか?

2020年11月27日

とても気になりますよね。英語圏の子どもでも、毎日親の言葉を聞いていて話せるようになるのに数年かかるのですから(これは世界共通ですよね)、ネイティブの英語教室にせよ、何にせよ、続けることって大切ですよね。

完全に自論ですが、ラボを続けることで中級レベルの英語を習得することは可能かなと思っています。だいたい高校生くらいで、相手が何を言っているのか分かる程度になれば早い方かなと。中級レベルに達してから、その上を目指すには本人の努力に寄るところが大きいです。

私は留学先でもたくさんの日本人に会いましたが、海外に居ても英語を話せる話せないの差って、すごーーーーーーくあるんです。英語を話せる方、すごく勉強されたと思いますよ。ネイティブの中に飛び込めば、そのうち話せるようになると思いますか?私は思いません。間違った英語を話していても、修正してくれる親切な人なんていないです。語学学校でしたら先生が修正してくれますけどね。

私の場合、覚えている範囲ですがマーフィーのケンブリッジ英文法というとっても分厚い本を隅から隅までやりました。もちろん単語帳も。単語(ことば)ってイメージがすごく大切です。文脈、シチュエーションによって使う使わないがありますから。だからとにかくひとつの単語の例題をたくさん読む、書く、シャドーイングする。これをしているとだんだんと単語のイメージがわかってきます。

ラボのライブラリーは物語ですから、それこそ単語のイメージが掴みやすいかなと思います。

さてスピーキング、前述しましたシャドーイング、これ本当におすすめです。英語を話す時って、日本語を話す時に使わない筋肉をたくさん使います。口の中が筋肉痛になりますよ。また日本語ってあまり抑揚がないですね。でも英語は単語の中にアクセントもありますが、文章の中にも抑揚が必ずあるんです。これ重要。ネイティブはこの抑揚が無いと、聞き取りにくいようです。

ラボのテーマ活動(劇)の発表会ではもちろんセリフを覚えるわけですが、シャドーイングで覚えていく方法が主だと思います。英語のセリフが早すぎて無理!と初めは思うでしょう。大丈夫、つかんできます!

ラボでは子どもの年次が上がるにつれて、子ども達はだんだんと周りを巻き込む力を付けてきます。身近なものでいうとパーティの季節のイベントで何をするか、などを小学生が企画する、などでしょうか。中学に上がりホームステイをした先で文通友達を作ってくるとか、日本に戻ってからもSkypeで繋がるとか、養った社会力をどこかで爆発させるかも?こればっかりは分かりませんが、動く子は、自ら己の英語を磨く行動を起こしていくでしょう。

でもね、英語バカにならないでほしいんです。

英語はことばです。コミュニケーションを取るもの、ツールなんです。英語なんかより、自分の趣味や興味を深めておく方が、相手との会話が弾むかもしれません。雑学をいっぱい知っている方が、相手はあなたのことを面白い人だと思って楽しんでくれるかも知れません。

英語は学ぶのではなく、英語を使って遊んでほしい!


私はそう願っています。(書きながら自分の趣味ってなんだろなーと思いました。笑)