モンテッソーリ要素があるなぁ

2020年12月04日

ラボってモンテッソーリ教育要素があるなぁと思います。

ーー以下抜粋ーー

モンテッソーリ教育は、教師(大人)の価値観で一方的に教え込もうとするのではなく、子どもの興味や発達段階を正しく理解し、子どもが触ってみたい、やってみたいと思う環境を適切に用意し、その環境と子どもを「提示」などによって結びつけ、子どもの自発的活動を促します。
子どもは、自分で選んだ活動に満足いくまで繰り返し取り組みながら様々な能力を獲得していきます。

ーー以上(日本モンテッソーリ教育綜合研究所ホームページより)ーー

4歳の我が子はモンテッソーリ教育を実施している幼稚園へ通っています。我が子を見ていて思うのは、やはり教えられることよりも、「自分で見てきた」「自分で体験してきた」などの活動がいかに大切で人を成長させるかということ。

「弟子に準備ができたとき、師が現れる 」

大人がいくら言って聞かせたところで、準備が出来ていない(経験をしていない)人には理解ができません。

息子は縦割り(年少~年長まで一緒)の教室の中で年長者の言動、特に失敗などをよく見てそこから己の教訓を得ているようです。年の近い兄弟がいると下の子は手がかからず育つのと同じ現象でしょう。

「子どもの自発的活動を促す 」という点、ラボはとても大切にしています。テーマ活動(劇)の表現は子ども達自身が自分たちのイメージで表現を作りあげていきます。天気は?悲しいのか嬉しいのか?ライブラリー(絵本と音声と音楽)から感じとることは個々で様々です。

とある先輩テューターのお話。パーティのメンバーは大きな発表へ向けて毎週真剣に話し合いを重ね練習をしている中、ひとりだけ部屋の隅で寝っ転がってみんなを傍観しているだけで何にもしない子が居たそうです。それが何週も続きました。私が親だったら、「もうこんな習い事やめてしまいなさい」と怒るかも知れません。でも周りは見守りました。発表の2週間前(1週間前だったかな…忘れました)になって、突然その寝っ転がっていた子が「僕主役やる」と言って、みんなの前でそれは完璧に演じきったそうです。彼はやる気がなくて寝っ転がっていたわけでないのですね。さぁどうしましょう。もともと主役の予定だった大学生は、年下のその男の子に主役を譲り、なんと本番もそのまま行ったそうです。

子どもってわからないですね。でも、子どもの言動、何か理由があるんですねやっぱり。なかなか難しいですが、見守り、子どもひとりひとりの自発的な気持ちを大切に伸ばしてあげたいと思います。

子どもの可能性を信じて、環境を整えて、待つ、見守る。

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先日Mogura galleryさんでツリーを飾りました。子どもたちとわいわいやってそれは大変でしたが、楽しかった!