なぜネイティブ講師ではないのか?
50年以上前にスタートした
ラボ・パーティ
スタート当時は
ネイティブ講師による
オールイングリッシュの
レッスンでした。
でもほんの数年で
今の日本人講師の
スタイルへ変えました。
そして50年以上も
このスタイルで
続いています。
講師 "What's your name?"
子ども "知ってるやろ!なんでいつも聞くん?"
そう、
この会話から分かりますか?
子どもは英語を習いに
来ていないんです。笑
もちろん英語教室に
来てるんだけど、
本当は
テューター(講師)や
クラスメイトとの
お喋りや交流を
楽しみに来ています。
英語は交流するための
ツールに過ぎないわけです。
だから英語の練習といって、
毎度What's your name?
と聞くのは、
普通はおかしいですよね。
あんたいつになったら
わたしのなまえおぼえるの?
毎週会ってるやん?笑
我がパーティに来ている
子どもたち、
来ると自分の話したいことを
もちろん日本語で
わーっと話してきます。
幼い子どもたちとの
こういう些細なやり取りは、
やはり母語が同じでないと
難しいですよね。
聞いてもらえ、
反応があると安心するものです。
また、
オールイングリッシュから
バイリンガルにしたことで
子ども達が自分で
意味を推測できる
ようになりました。
そして自分だけ英語が
分からないために
恐怖を感じることも
なくなったので、
ラボに通う子どもたちは、
ほんとうに
のびのびとしています。
親御さま方は
英語教室にお子さまを入れることで、
自然と英語が身に付けばいいな~
と考えられていると思います。
しかし、
ネイティブ講師だろうと
日本人講師だろうと、
たったの週1通いでは
英語はそう簡単には
身に付きません。
International Schoolでも
通っていなければ、
生活で全く必要が
ないのですから。
親は子どもを
変えることはできません。
でも苦労をさせたくない、
そのお気持ち、分かります。
親ができることは環境を整え、子どもの足を引っ張らず、見守ることです。
本人のやりたい!!!
という強い気持ちが
芽生えるまでは、
英語も音楽のように
楽しむことが、
一番無理のない
方法だと感じます。
私は我が子に
英語を教えようとは
思いません。
ラボの活動のなかで
歌や物語に触れているうち、
自然と子どもたちのペースで
獲得していっているようです。
今は便利なものが
たくさんありますから、
英語はやる気になれば
いつでも一人で勉強できます。
ではその中でなぜラボをおすすめするのか?
小さなたくさんの承認を積み重ねることで自己肯定感を高め、本当に世界で英語を駆使し活躍するチャンスを掴んだ時に、堂々と己を表現する力を育てることができる。
私はそう考えます。
バイリンガル劇(テーマ活動)
を通して自己を表現する。
チームでひとつの
作品を作る中で、
提案し、
採用され、
それを誰かの前で
発表する。
これは
大きな達成感、
自己肯定感の向上
に繋がります。
ことばは生き物で、
相手が居て、
そこに心があって
成立するものです。
イントネーションや
表情でも
伝わる内容が
異なります。
英会話のカリキュラムがあって、
シチュエーション毎の
数パターンのフレーズを
繰り返すところに
心があるでしょうか?
中級レベルの英語を
上達させたい大人には
ぴったりかも知れません。
でも子どもはそこに
楽しさを見出すのは
少々難しいのではと思います。
そこには心がやはり、入っていないから。
子どもたちと
バイリンガル劇
(テーマ活動)を
していて、
二度として同じ劇は
できないのです。
それは各々の心の状態が
いつも異なるから!
だから面白い!
流暢な英語を
淡々と話す人よりも、
一生懸命相手に心を傾け、
めちゃめちゃな英語を
話す人のほうが
素敵だと、私は思います。
相手も必ずそう感じているはずです。
同じ人間ですから!!
また、めちゃくちゃでも
一生懸命相手に
伝えようとする人は、
ものすごく上達します。
ラボでは
だいたい中1前後で
希望者は海外ホームステイの
機会があります。
英会話ではない、生の体験。
喋らないと、
動かないと
何も進まない。
人生において
かなり大きな事件
になるでしょう。
ラボOB
宇宙飛行士の若田光一さんも、
このホームステイが
人生において
大きな出来事だったと
話されています。
ホームステイがマストでは
ありませんが、
ぜひこれも体験して
もらいたい。
そしてその時までに、
自分を自由に表現し、自分を熱く語れる子に、のびのびと育ってほしい。
そう願っています!
だから英語だけ
頑張っちゃだめよ♡
ところで、
シェイクスピアを
読んだことはありますか?
私はバレエが好きなので
ロミオとジュリエットは
知っていましたが、
ハムレットなどは
ラボを始めてから知りました。
すごく面白いですよ!!!!!!!!!!!!
適当な語彙が
見つからなくて
困ります笑
活動の中で
自然と多くの物語に
触れていきますから、
子どもたちは幸せです。
私も子どもの頃に
ラボに出会いたかった!(本当に)
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ご参考:【子育て】親は子どもを変えられない(YouTube)
https://oyaryoku.blog.jp/archives/85761478.html