絵本の力・生きる力
これは「Fat Round Thing」です!笑
金曜日のパーティでは
"It's a Funny Funny Day"
だるちゃんとかみなりちゃん
を楽しみました♪
Nursery Rhyme&Songで
たくさん動いて、
もちろん
バイリンガル劇(テーマ活動)
もして、
大騒ぎした子どもたちは
最後はぐったり笑
息子が翌日
「またラボしたいな~!」
と言っていました。
子どもにとって負担の少ない、
とても楽しい活動だと
私も確信しています。
ところで
「だるまちゃんとかみなりちゃん」
は加古里子さんの絵本ですね。
子育てを始めてから、
彼の絵本はほとんど読みました。
初めは
「これ、子ども向け?」
と思うこともありましたが、
彼は子どもにこそ
「本物を」「真実を」
と思い、
絵本を作られたのでしょう。
加古里子さんの
素晴らしい絵本、
ぜひ読んでみてください!
特に幼いお子さまをお持ちの方、
お子さまと、
正直どう遊んだらいいのか、
悩むことはありませんか?
私の息子がまだ
何も話せなかった
2歳過ぎまでの頃、
私は息子に
どう接すればいいのか、
よく分かりませんでした。
ずっと無言の息子に
話しかけるのは
なかなかつらい日々でした。
私は
楽しい時もつらい時も、絵本に助けられました。
子どもは本当に
ごっこ遊びが好きですね。
教室を立ち上げる前から、
絵本の内容を取り上げて
息子と遊んでいました。
また息子の言葉の習得には
親もおどろくところがあり、
絵本は素晴らしいなと思うのです。
「絵本を読み想像する。
実際に体験してみる。
絵本で確認する。
もう一回やってみる」
この繰り返しで、
無理なく、言葉が自然と
育つように感じました。
それからもちろん、
情緒もです。
また実際の体験は、
当たり前ですが
リアルな人間関係の中で
育まれるのが一番です。
私は高校生の時に、
英会話教室へ通っていました。
先生はとても優く熱心でした。
ロールプレイングが主ですね。
ロールプレイングを
また家で復習するわけもなく、、
ごめんなさい、
私はちっとも楽しくなかったです。
カリキュラム通りの
レッスンより、
普通に先生と
他愛のない話をしたかったなぁ~
これで月1万は払えないと思い、
1年足らずで辞め、
独学で英語を勉強しました。
さて、
ラボは「物語」を題材にして
演じるわけですが、
自分ではない誰かになり、
本当にはない世界で遊ぶので、
これが本当に楽しいんですよ。
物語は人によって様々な
解釈があるために、
何人とでも、何度やっても
新鮮に楽しめるのです。
話は変わりますが、
私がアメリカに居た
2年目だったと思います。
ドイツ人の友達に
「まさよ、英語うまくなったね」
と言われました。
びっくりしました。
渡米一年目は
とにかくがむしゃらでした。
語学学校は楽勝。
でも大学は違いました。
留学生に合わせて
授業を進めて
くれるわけがありません。
とにかく
英語を上達させたいと思い、
いろんな場所に顔を出し、
友達を作りました。
友達をつくる目的が
「英語がうまくなりたいから」
でした。
2年目は息切れ
してきました。
それに、
「英語が上手になりたいから」
で作った友達との関係は
当然ながら続きませんでした。
英語が話せるようになってきたら、
私は何のためにここに居て、
何をしているんだろうと
考えるようになりました。
私はバレエが好きだったので、
バレエに打ち込みました。笑
英語はツールです。
英語が話せるといいなぁと
誰もが思うでしょう。
でも英語が話せるように
なったところで、
あなたは、
あなたのお子さまには、
どんな道を拓いてほしいのでしょうか。
どんな勉強をしたいのか?
どんな仕事をしたいのか?
私は英語を使って
企業で仕事をしましたが、
何より、
10年以上経つ今でも連絡を
取っている友達ができたことは財産です。
またいつか会いにいきたいなぁ、
会えるだろうなと思っています。
お子さまのどんな力を育てたいですか?
私は究極なところ、
自分の子ども達は
英語なんかできなくても、
他者と繋がり、
働き、
己の場所を見つけ、
幸せに生きてくれればいい
と思っています。
ラボのいいところは子どもの生きる力を伸ばすところです。
他者の気持ちを
受け止める想像力、
他者と協働し、
よりよい社会をつくる力、
すなわち社会力を育みます。
バイリンガル劇(テーマ活動)で
はじめは各々好きなように
演じていますが、
発表会へ向けての練習となると、
チーム全体でイメージを
合わせなくてはいけません。
つまり話し合いが生まれ、
自分の意見を通し、
相手の意見を受け入れる
という経験をたくさん
することになります。
これは楽しいことばかりではありません。
バイリンガル劇(テーマ活動)
の中で己の役割を見つけ、
果たし、
期限以内にチームで
成果を出す(発表する)ことは、
大人になって企業で働くこと
生きることとと同じ
だと思っています。
辛くも人と交わり
成果を出すことに
楽しさを見つける
ことができれば、
その子は逞しく
ひとりで生きていけます。
少なくとも私は我が子に、
そうであってほしいと願っています。